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古里へ帰る 新酒に込め 福島・川内で完成披露会

お披露目された「孵宴」

 福島県川内村産の酒米で造った純米吟醸酒「孵宴(かえるのうたげ)」が21日、お披露目された。村は今後生産量を増やして特産品に育て、東京電力福島第1原発事故からの農業復興にもつなげたい考えだ。
 村と福島市の地域おこし団体が企画し、大和川酒造店(喜多方市)が醸造を担った。使用した県開発の酒造用品種のコメ「夢の香」の田植えには福島大の学生も協力。村内に繁殖地があるモリアオガエルにちなみ、避難者の帰村への願いも込めて名付けた。
 村内で開かれた完成披露会には約30人が出席。大和川酒造店の佐藤弥右衛門会長は「香りが豊か。酸味などのバランスも良い」と説明した。
 試飲した村の自営業秋元洋子さん(67)は「酒米の良さが生きており、まろやかな味わい。特産品になってほしい」と期待した。
 1本720ミリリットル入りで1600円(税別)。年間1200本を村内の酒販店などで販売予定。連絡先は村商工会0240(38)2265。


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2018年03月22日木曜日


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