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<センバツ>あす開幕 東北勢、積雪ニモ負ケズ 練習場所確保に苦心

長靴を履いて、グラウンドの中に走り込みの道を確保する由利工の選手=2月25日、秋田県由利本荘市の由利工

 第90回選抜高校野球大会は23日に兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕し、13日間(準々決勝翌日の休養日を含む)の戦いが始まる。
 選抜高校野球大会を前に、東北は例年以上の積雪に見舞われたため、出場する4校は練習場所の確保に苦労してきた。
 2月下旬の由利本荘市。21世紀枠で初出場する由利工(秋田)のグラウンドには約30センチの雪が残っていた。選手は長靴を履いて雪を踏み固め、走り込みの道を確保していた。
 「外で練習できたのは2回ほど」。主戦の佐藤亜は歯がゆそう。社会人野球のTDK(にかほ市)が所有する室内練習場を借りて乗り切った。
 日大山形もグラウンドが雪で覆われ、守備練習がままならない。守りのチームを掲げるが「毎年春先はどうしても守備が乱れてしまう」と、荒木監督はもどかしげに語る。継投が武器の花巻東(岩手)も、投手陣は室内の体づくりが中心。体幹トレーニングや水泳に励んで柔軟性を高めた。
 5年ぶりの選抜出場となる聖光学院(福島)は4日から沖縄でキャンプを張り、17日以降は大阪で練習を積んできた。実戦感覚を取り戻そうと、ダブルヘッダーもいとわず練習試合を組んだが、16日の抽選会で初戦が開幕試合に決まった。
 驚いていたのは斎藤監督だ。「連戦で徹底的に追い込んだから日程の余裕が欲しかった。疲れを残さず初戦に臨みたい」と話していた。


2018年03月22日木曜日


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