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<米軍機タンク投棄>「待っていた」「待ちくたびれた」シジミ漁1カ月ぶり再開 青森・小川原湖

全面禁漁後、初めて水揚げされたシジミ

 米軍三沢基地(青森県三沢市)所属のF16戦闘機が燃料タンクを投棄した問題で、全面禁漁を余儀なくされた小川原湖(青森県東北町)で22日、シジミ漁が再開された。漁業関係者は約1カ月ぶりの漁に「この日を待っていた」と喜んだ。
 小雨が降る午前7時半ごろから、計97隻が順次出航。漁師歴13年の織笠翔悟さん(33)=三沢市=は「(再開まで)長くて待ちくたびれた」と言いながらも、約3時間半の操業で35キロのシジミを採取。「粒が大きく色もきれい。高値で売れるといい」と満足げだった。
 再開初日に水揚げされた計2020キロのシジミは、仲買業者による競りで1キロ当たり1161円(L〜3Lサイズ全体の平均価格)の値が付いた。3月に採れるシジミとしては高値だというものの、小川原湖地区卸売魚市場仲買人組合の橋本義一組合長は「風評被害の懸念がある以上、今まで通りの値段で販売できるかどうかはまだ分からない」と語った。
 小川原湖では、燃料タンク2個が投棄された2月20日から、全面禁漁が続いていた。水質や生物への影響調査で異常は確認されなかった。


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2018年03月23日金曜日


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