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かつての古里の模型囲み、思い出語り合う 石巻「はまなすカフェ」3周年

模型を囲み、笑顔を見せる参加者ら

 東日本大震災で被災した宮城県石巻市長面で2015年にオープンした「はまなすカフェ」が4月で開業3周年になるのに合わせ、「『ふるさとの記憶』を語る会」が25日、現地で開かれた。
 はまなすカフェは、14年10月に整備された「長面浦番屋」を活用し、長面浦の漁師らでつくる一般社団法人「長面浦海人」が運営している。漁師の妻らを中心に、原則毎週日曜に営業。震災前に周辺に暮らしていた住民や、ボランティアらの憩いの場として親しまれている。
 参加者らは、長面浦特産のカキを堪能。普段は地域内で保管されている長面、尾崎両集落の模型が、語る会に合わせて一時的にカフェに運び込まれ、参加者が思い出話に花を咲かせながら交流を楽しんだ。
 長面浦に面した両集落は、ほぼ全域が災害危険区域に指定されている。長面浦海人の小川英樹代表(36)は「カキを食べ、かつての街並みを復元した模型を見ることで、長面浦での暮らしを思い出すきっかけになってくれればうれしい」と話した。


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2018年03月26日月曜日


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