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<NPOの杜>父子家庭を取り巻く現状

 平成28年度全国ひとり親世帯等調査(厚生労働省)によると、母子世帯が123万2千世帯、父子世帯は18万7千世帯。圧倒的に母子家庭が多く、収入に差があるため、支援制度も母子家庭に重点が置かれてきました。当事者団体からの声でようやく2014年4月から、母子家庭しか受給できなかった遺族基礎年金が父子家庭でも受給できるようになりましたが、それ以前に妻(母)が死亡した場合の支給は現在もありません。
 「子育ては母親がすべき」という世間の決めつけがいまだ根強く、職場での協力や、共通の悩みを抱えた相談相手や支援情報を得ることが難しいひとり親の父親は、SOSをなかなか出せず、社会的孤立につながっています。
 仙台市は父子家庭支援として、生活困窮者支援をしている一般社団法人パーソナルサポートセンターに父子家庭相談支援センターを委託し、子育てや生活相談、就業についての相談や助言を行っています。「子どもとの時間をつくるために、残業や出張の少ない仕事に転職を考えている」など、仕事と子育ての両立に悩む方からの相談が寄せられています。まずは022(302)3663へ相談を(毎週金・土曜日午前11時〜午後4時)。(認定NPO法人杜の伝言板ゆるる 庄司真希)


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2018年03月26日月曜日


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