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「カジカの郷」再生へ 栗原・花山地区住民ら産卵床設置

産卵床を設置する参加者

 岩手・宮城内陸地震(2008年)による河川環境の変化などに伴い激減したカジカを増やそうと、栗原市花山地区の住民らが25日、同地区の迫川で成魚の産卵床を設置した。参加者は「かつての里山復活を」と願い、作業に汗を流した。
 きれいな川の指標とされるカジカの生息域拡大を目指す地域おこし「カジカの郷(さと)花山復活プロジェクト」の一環。成魚が卵を産み付ける川底の浮き石が地震で沈下した可能性があることから、人の手で産卵場所を確保しようと企画された。
 花山漁協や築館高自然科学部の約20人が参加。昨年の調査で生息が確認できた流域で、流れが比較的緩やかな浅瀬のポイント100カ所に、産卵床となる約30センチ四方の瓦板を沈めた。
 メンバーは5月下旬にも産卵床を引き上げ、卵の数などを調べる。築館高1年狩野賢司さん(16)は「以前のように魚がたくさん泳ぐ沢になってほしい。確認に来るのが楽しみ」と話した。


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2018年03月27日火曜日


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