広域のニュース

<自民党大会>東北議員「森友」党勢への影響懸念 「原因究明、再発防止を」

自民党大会で万歳三唱する安倍首相(中央)ら=25日午前、東京都内のホテル

 森友学園に関する財務省の決裁文書改ざんで揺れるさなか、25日にあった自民党大会に出席した東北選出議員は問題が党勢に与える影響を深刻に受け止めた。27日には佐川宣寿前国税庁長官への証人喚問が控える緊迫した状況。秋の党総裁選は安倍晋三首相の3選濃厚とみられてきたが、雲行きは不透明だ。議員らは森友問題の収拾が大前提となると指摘した。
 首相はあいさつの冒頭、文書改ざんについて陳謝した。金田勝年氏(衆院秋田2区)は「重要課題を語る前に、国民に心配を掛けていることを謝罪したのだと思う。原因究明と再発防止策は必至だ」と述べた。
 対照的に外交戦略や経済政策の実績を強調し、政権基盤維持への意欲をにじませた。遠藤利明氏(衆院山形1区)は秋の総裁選を念頭に置き「文書改ざん問題で納得できる決着をつけなければ、国民は首相の思いを共有できない」と注文を付けた。
 党是に位置付ける改憲については、9条への自衛隊明記を訴えた。佐藤正久外務副大臣(参院比例、福島市出身)は「自衛隊が憲法違反と言われることなく、国内外で胸を張って任務に当たれる環境をつくる点で良かった」と評価した。
 ただ、党が目指す改憲日程は森友問題のあおりで遅れが生じている。条文素案は取りまとめたものの公明党は慎重姿勢で、野党は反発している。目標とする年内の改憲発議は見通せない。
 秋葉賢也氏(衆院宮城2区)は「条文素案が示されたのは前進だが、文書改ざん発覚の影響を受けたのは間違いない」と話した。


関連ページ: 広域 政治・行政

2018年03月26日月曜日


先頭に戻る