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「みちのくで採れた金をメダル材料に」岩手・宮城の市町職員、夢実現へ砂金採り

真剣な表情で砂金を採る参加者たち

 「岩手県南部から宮城県北部にかけて採れた金を、五輪大会などの金メダルの材料に」。夢を抱く両県の5市町の職員らが、日本初の産金地として知られる宮城県涌谷町で沢に入り、砂金採りに挑んだ。
 参加したのは同町と気仙沼市、宮城県南三陸町、陸前高田市、岩手県平泉町の職員ら計25人。5市町にはかつて金を産出したなど黄金にまつわる歴史があり、「みちのくの金」をアピールするため日本遺産の認定に向けて共同で申請している。職員たちは金にちなむ観光ツアーを新規に開拓するため、20日に集まった。
 参加者はトレーを手に沢に入り、砂利をかき分けながら約2時間、砂金採りに没頭した。金のかけらが採れたり採れなかったり、結果はまちまちだった。
 平泉町を除く3市町でも今後、一般から参加者を募って砂金採りを開催する予定。5市町は将来、採れた金をスポーツの国際大会の金メダルに使ってもらう、という大きな夢を思い描いている。
 涌谷町は今回採取した砂金を小瓶に集め、金産出の歴史を紹介する町内の天平ろまん館に展示する。町企画財政課の広報担当、金野暁さん(35)は「大人でも夢中になる。子どもが参加できるイベントにすれば、地域の歴史を見直すきっかけになる」と話した。


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2018年03月26日月曜日


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