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名取・那智が丘の地域住民が散策路整備 自生カタクリの魅力発信

色づき始めたつぼみを示すまつり関係者

 宮城県名取市那智が丘の里山に自生するカタクリの魅力を発信しようと、地域住民が4月14日、「カタクリまつり」を開催する。薄紫色に染まる花を多くの人に楽しんでもらおうと、散策路の整備や地図の配布などに取り組んでおり、「ゆくゆくは一大群生地に育てたい」と張り切っている。

 同市那智が丘公民館の裏手には、住民が整備した散策路が654メートルにわたって延びる。カタクリはこの散策路沿いに生えており、終点には約2万平方メートルの群生地が広がる。住民たちは周辺を「那智カタクリの里」と呼ぶ。
 まつりでは参加者に里を自由に散策してもらうことはもちろん、住民がガイド役を務めるツアーを催行。群生地手前にあるキャンプ場にはテントを設け、花をめでながらおはぎやお茶を楽しんでもらう計画だ。
 まつりが始まったのは昨年4月。地域の里山にカタクリが咲くことを知らない住民も多いことから、まつりを通じて魅力を伝え、一体感を高めようと考えた。恒例行事として定着させようと、今年2月にはまつりを公民館と共催する市民団体「那智カタクリの里を育てる会」も結成した。
 会は今月上旬、散策路沿いの刈り払いを実施。現在は順路を示す木製の看板を自作して立てて回ったり、里の地図を那智が丘地区の全世帯に配布したりと準備に余念がない。
 馬場文雄会長は「住民に地元の宝を知ってもらうと同時に、多くの方に参加してもらって那智が丘と名取のブランド力を高めたい。いずれは名高い花園にしたい」と意気込む。
 まつりは午前10時〜午後2時。連絡先は公民館022(386)6266。


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2018年03月27日火曜日


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