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<ILC>キャンパスは一関か奥州に 推進協

 超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の誘致を目指す東北ILC推進協議会は26日、建設候補地の北上山地周辺の受け入れ態勢をまとめたマスタープランの概要版を公表した。研究施設や住宅など生活環境の方向を示し、メインキャンパスは岩手県の一関市か奥州市を候補とした。
 概要版は10項目で構成。仙台市から盛岡市までの内陸・沿岸部を「コアゾーン」と位置付け、研究開発拠点や居住エリアなどが既存市街地と広く連携していくことをうたった。
 ILCへの利便性を考慮したメインキャンパス候補地の一関市か奥州市の近隣に、地域交流機能拠点やインターナショナルスクール、国際対応の医療機関などを整備。部品を荷揚げし組み立て、保管する場所はILCから2〜4時間圏内に置き、気仙沼市や大船渡市などを想定した。
 マスタープランは協議会の東北ILC準備室が検討してきた。誘致による経済波及効果も算定し、4月中に最終版をまとめる。
 仙台市内で会見した準備室長の鈴木厚人岩手県立大学長は「政府が整備方針を示すタイムリミットが年内に迫っている。欧米との交渉や国内合意づくりを加速させる」と述べた


2018年03月27日火曜日


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