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<東大寺と東北展>音声ガイドに千葉雄大さん 歴史通じて復興を祈る

特別展「東大寺と東北」の音声ガイドのナレーションを収録した千葉さん=東京・赤坂

 宮城県多賀城市の東北歴史博物館で4月28日から開催される特別展「東大寺と東北 復興を支えた人々の祈り」(実行委員会主催)で、音声ガイドのスペシャルナビゲーターを務める俳優の千葉雄大さん(29)=多賀城市出身=がナレーション収録し、「奈良・東大寺の寺宝が一堂に会する東北初の特別展。ぜひ会場に来てほしい」と語った。
 展覧会は鎌倉時代と江戸時代の2度、戦乱を乗り越えてきた東大寺の歴史を通じ、東日本大震災からの復興を祈る。同寺復興の中心を担った僧侶の肖像彫刻「重源上人坐像(ざぞう)」(国宝)「公慶上人坐像」(重要文化財)などが展示される。
 千葉さんは「力を合わせて困難を乗り越えた歴史が詰まっている」と、震災被災地で心の復興の支えになることを願う。
 盧舎那大仏の建立、再建には東北の金が使用されたことなど深いゆかりも紹介される予定。「歴史になじみのない人でも東大寺と東北のつながりを感じられる」と見どころを解説した。
 震災では千葉さんの故郷の多賀城市も津波で被災した。「東京に来て10年がたち、宮城県、多賀城市を思う時間が増えた。地元の人々に少しでも元気になってもらえたらうれしい」と話した。特別展は6月24日まで。


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2018年03月28日水曜日


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