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<秋田ふるさと農協>不正引き出し 役員退職慰労金の一部を自主返納

 秋田ふるさと農協(横手市)の常勤幹事(59)=当時=が内部資金約9386万円を不正に引き出した問題で、同農協は27日、横手市内で記者会見を開き、役員退職慰労金の一部を自主返納する役員の処分を発表した。組合長は40%分の約293万円をカットする。役員全体で計約488万円を返納する。

 農協の調査によると、常勤幹事は2003年11月〜17年8月に納税を装って不正な会計処理をし、農協会計から架空の農事組合法人の口座に入金させた。常勤幹事は発覚直後の昨年8月に自殺した。
 農協は昨年12月に設けた役員責任調査委員会で役員の責任範囲などを審議。今月中旬にまとめた調査報告書を踏まえ、役員退職慰労金の一部返納を決めた。
 小田嶋契組合長は「今回の不祥事で役員や幹部職員への信頼が揺らいだ。再発防止に自ら率先して取り組む」と述べた。
 全国農業協同組合中央会(全中)は昨年11月、ふるさと農協を「要改善農協」に指定。同農協は76項目の不祥事再発防止策をまとめている。


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2018年03月28日水曜日


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