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<ハタハタ>「資源量確保策を」今季漁獲量は半減

 秋田県と県内の漁業者でつくるハタハタ資源対策協議会の第3回会合が27日、秋田市内であり、今季(2017年9月〜18年6月)の漁獲量は漁獲枠720トンに対して478トン(2月27日現在)と、844トンだった昨季の約57%にとどまったことが報告された。会合では資源量の減少が指摘され、参加者からは資源確保に向けた新たな取り組みを求める声が上がった。
 17年1〜12月の漁獲量は524トンで、前年(835トン)の約63%。主な漁場の青森、山形、新潟、富山各県合計は1571トンで、前年(2230トン)の約71%だった。
 資源回復につながる1歳魚が多かったが、県水産振興センターの担当者は「来期の漁獲量は増加するかもしれないが、全体的な資源量は減少傾向にある」と分析。漁獲量に合わせた枠の追加配分方式や小型魚の混獲を避ける漁具の導入などを提案した。
 資源量の維持に向け、男鹿市の県漁協北浦総括支所は昨年12月、沿岸季節漁の操業日数を制限した。しかし、同協議会沿岸部会長の杉本貢さん(60)は「不漁が重なって収入が減り、人件費確保が厳しかった」と明かした。
 協議会の遠藤実座長は「加工業と連携して小型魚の活用策を探るほか、不漁の原因解明に向けた新しい調査方法の導入が必要だ」と話した。


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2018年03月28日水曜日


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