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福島米の英輸出倍増 知事、英仏訪問で合意

 内堀雅雄福島県知事は27日の定例記者会見で、2018年度の英国への県産米輸出量が17年度から倍増し、約40トンに上るとの見通しを明らかにした。26日までのロンドン、パリ訪問で、英国の輸入会社と輸出について合意した。
 輸入会社には22日、全農県本部の担当者と訪問。欧州連合(EU)が昨年12月、東京電力福島第1原発事故後に続けてきた輸入規制の対象から県産米などを外したことを受け、輸入拡大を求めた。
 内堀知事は「福島の状況を説明していくことで輸出可能になると希望を感じた」と強調。これまでは放射性物質検査証明書の添付が必要で、17年度の英国への輸出量は約19トンという。
 輸入規制では、ロシアが岩手、宮城、山形など6県の水産物の禁輸措置を解除。福島県産も放射性物質に関する追加証明書提出などを条件に輸入を認めた。
 内堀知事は「漁業者にとって励みになる。今後も科学的根拠に基づく安全性を発信したい」と述べた。
 浪江町など4町村の避難指示が一部を除き解除されて1年を迎えることには「まだまだこれから。多くの人が戻りたいと思ってもらえるよう全力で取り組む」と語った。


2018年03月28日水曜日


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