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仙台市職員、転居先住所などの個人情報を持ち出し漏えい

 仙台市は29日、宮城野区戸籍住民課主幹兼係長の50代男性職員が勝手に個人情報を庁外に持ち出し、第三者の会社代表に口頭で伝えたと発表した。市は「個人情報の不適切な取り扱いがあった」として陳謝し、主幹の処分を検討している。
 個人情報は会社代表が雇っていた元従業員の転居先住所。会社代表が12日、区役所窓口を訪れ「離職票を送付するため」と転居先の開示を求めたが、元従業員は主幹の問い合わせに「(会社代表に)知られたくない」と話したという。
 主幹は住民票の第三者請求手続きを誤って運用し、必要書類の提出を受けないまま、同日、会社代表の事務所を訪れ、口頭で元従業員の転居先を伝えた。その際、情報管理者である課長の許可を得ず、元従業員の旧住所と転居先が分かる内部資料を持ち出していた。
 主幹は個人情報の漏えいに「元従業員の利益になるため差し支えない」と判断したという。転居先に離職票が届いた元従業員から16日、市に連絡があり、問題が明らかになった。
 市宮城野区区民部の武山広美部長は市役所で記者会見し「市民の信頼を損ない、心よりおわび申し上げる」と頭を下げた。


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2018年03月30日金曜日


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