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南三陸の未来支える道に 国道45号の橋、宮城県内で初の復旧

開通を祝い笑顔で国道45号を歩く子どもたち

 東日本大震災で被災した宮城県南三陸町志津川の中心市街地を貫く国道45号が29日、復旧した。再建された2カ所の橋で渡り初め式があり、関係者が町の復興への期待を膨らませた。被災した宮城県内の国道45号に橋は8カ所あり、開通したのは今回が初めて。
 開通区間は845メートルで、八幡川、水尻川をまたぐ汐見橋(長さ77.5メートル)、水尻橋(同76.5メートル)を含む。防潮堤と合わせて津波からの二重防御を担い、高さ12メートルにかさ上げした。
 現地であった式典で佐藤仁町長は「国道45号は町の大動脈。渋滞緩和や防災機能に期待したい」と話した。仙台河川国道事務所の松居茂久所長は「志津川の未来を支える道路になってほしい」と述べた。
 テープカットの後、志津川保育所の子どもたち約20人が開通区間を渡り、住民も後に続いた。
 震災前、志津川地区中心部の国道45号近くに住んでいたみそ店経営高橋長泰さん(64)は「やっとここまできたという気持ちだ。町の復興まではまだまだ時間がかかるが、見届けていきたい」と話した。


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2018年03月30日金曜日


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