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<女川原発>蓄電池3系統で電源喪失時対応 2号機審査会合、東北電が説明

 原子力規制委員会は29日、東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の新規制基準への適合性審査会合を開いた。全交流電源喪失時の対策として、東北電は蓄電池を3系統で運用する方針を示した。敷地内の保安電源設備や送電線の信頼性も説明し、いずれも規制委からおおむね了承を得た。
 原子炉を安定的に停止・冷却するため、蓄電池は全交流電源喪失から目標の8時間を上回る24時間まで電力が供給可能となるよう設計。3系統のうち、どの1系統が故障しても残り2系統で原子炉の安全を確保できるとした。
 使用済み核燃料プールにある燃料貯蔵ラックの耐震強度設定を巡り、東北電はモデル試験の実施によって安全性をより重視した姿勢を強調したが、規制委は試験の条件が実際とやや異なる点を疑問視。東北電は「細かいデータを精査し、回答したい」と応じた。


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2018年03月30日金曜日


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