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<楽天>「星野さんと一緒に」則本、熱投150球 銀次は執念の2点打

7回で150球を投げ、9安打を浴びながら1失点と踏ん張った東北楽天先発の則本

 「星野さんと一緒に戦っていこう」。1月に亡くなった星野元監督の弔い合戦のシーズンと位置づけ、東北楽天の梨田監督は開幕戦前のミーティングでこう呼び掛けた。これで選手たちが闘志をかき立てたのか、エース則本の熱投に銀次が貴重な一打で応えた。「自分だけでなく、チーム全体の粘りがあって、こういう勝ち方ができた」。則本が振り返る通り、一丸で3年連続の開幕戦勝利を飾った。
 2年ぶり5度目の開幕マウンド、則本は7回を1失点と粘った。五回2死三塁、中村に左中間への適時三塁打を浴びて1点を先取された後も、六回のピンチをしのいだ。この時点で120球。それでも志願して七回のマウンドに立ち、2死満塁の窮地で追加点を与えなかった。
 打線は0−1の八回、銀次が見事な2点打を放った。2死一、二塁、2番手シェッパーズが投じた内角高めの球を引っ張ると、打球は中堅方向へ。荻野貴のダイビングも及ばず打球は外野を転々。走者2人が生還し、銀次は三塁上で歓喜の表情を浮かべた。銀次は星野元監督に抜てきされ、2013年の日本一達成を支えた「星野チルドレン」の代表格。「おやじのような存在」と慕った天国の星野元監督に会心の開幕戦勝利を届け、「気持ちですね。それだけです」と意地の一打を振り返った。(金野正之)


2018年03月31日土曜日


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