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<岩手県新酒鑑評会>津波と火災で全壊、盛岡へ移転…赤武酒造が初の最高賞

最高賞に輝いた古舘さん(中央)ら赤武酒造の蔵人たち

 東日本大震災の津波と火災で酒蔵が全壊し、岩手県大槌町から盛岡市に移転した赤武(あかぶ)酒造が、2017年度岩手県新酒鑑評会の第1部(吟醸酒)で最高賞の県知事賞第1位に輝いた。
 盛岡市で30日に表彰式があり、6代目杜氏(とうじ)の古舘龍之介さん(26)に賞状を授与。出品した19酒蔵の杜氏のうち最年少で栄冠を手にした。
 古舘さんは「震災直後はどうなるか分からなかったが、震災後に集まったメンバーで賞を頂けて本当にうれしい」と初受賞の喜びをかみしめた。
 最高賞を獲得した「AKABU純米大吟醸結の香」は、まろやかな味わいとフルーティーな香りが特長で、若者でも飲みやすいという。
 赤武酒造は13年に盛岡市で工場を再建。14年に古舘さんが社長の父秀峰さん(53)から引き継いで杜氏となった。震災後に集まった平均年齢31歳という蔵人たちと酒造りに取り組んでいる。
 鑑評会は県酒造組合と県工業技術センターが主催。第1部には85銘柄が出品された。


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2018年03月31日土曜日


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