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<さらば呑ん兵衛横丁>「看板」に別れ惜しむ 釜石・仮設店舗営業終了

半世紀以上の歴史に幕を下ろした釜石名物「呑ん兵衛横丁」=31日午後6時40分ごろ

 東日本大震災で津波被害を受けた釜石市の飲食店街「呑(の)ん兵衛(べえ)横丁」が31日、入居する仮設店舗の退去期限を迎え、営業を終えた。
 横丁は市中心部で1950年代に始まり、100メートルほどの木造長屋に飲食店が軒を連ねた。津波で全26店が流失し、2011年12月に15店が営業を再開した。
 本格再建に伴う退去や廃業を経て、現在は6店が営業。集団移転先が確保できるまでの利用延長を市に求めたが、かなわなかった。
 31日はまだ明るいうちから常連客が次々と訪れ、なじみの店主との別れを惜しんだ。かつて釜石製鉄所の労働者であふれ返り、市民に親しまれた名物の灯が消えた。


2018年04月01日日曜日


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