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「若者自殺対策 職場も」相談員ら呼び掛け 秋田でシンポ

自殺防止への課題や対策を話し合ったシンポジウム

 若い労働者の自殺防止を考えるシンポジウムが3月30日、秋田市であった。市や支援団体などでつくる「秋田ふきのとう県民運動実行委員会」の主催。市民ら約40人が参加し、長時間労働など自殺の背景にある課題について理解を深めた。
 東京慈恵会医科大医学部の山内貴史助教(精神保健疫学)が講演した。自殺者は病気や経済的困窮などを抱えた無職者が多いとし、「若い世代では望まない転勤や長時間労働など、職場の問題も自殺の引き金になっている」と指摘した。
 山内助教との討論で、秋田市を拠点に自殺対策に当たるNPO法人「蜘蛛(くも)の糸」で相談員を務める金沢久美子さんが登壇。金沢さんは精神障害のある人が復職した際、配置転換や人間関係に悩む傾向にあると訴え、「職場復帰を支えるのは大きな課題。企業の姿勢が問われる」と強調した。


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2018年04月01日日曜日


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