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<脱メタボ>宮城県が認証制度創設 機運醸成へ企業と連携

名取市のヘルスサテライトステーションで定期的に開催されているウオーキングレッスン

 メタボリック症候群の宮城県民割合が高水準で推移する現状の改善を目指し、県は近く、健康づくりに取り組む「みやぎヘルスサテライトステーション」の認証制度を創設する。健康相談や体操教室を実施する商業施設などを県のホームページで紹介し、「脱メタボ」に向けた機運醸成を図る。

 認証条件を3段階に分け、メタボや減塩など健康に関するパンフレットを置く施設を一つ星、血圧や体重などの測定ができる施設を二つ星に分類。ウオーキングレッスンや講話など定期的にイベントを開催する施設は三つ星に認定する。
 県は昨年8月、イオンリテールに業務委託し、名取市の大型ショッピングモールにサテライトを初めて開設した。会員登録は今年2月末時点で計1828人。保健師や栄養管理士による健康相談のほか、仙台大講師による月1回のウオーキングレッスンには計524人が参加した。
 店内4カ所にタッチスタンドが設置され、会員が電子マネーカードをかざすとポイントがたまる仕組みも導入。同社エリア政策推進部の内藤忠志次長は「店内を歩き回ることで商品に目が触れる機会が多くなり、購買意欲が増す相乗効果もある」と強調する。
 厚生労働省の特定健診調査(2015年度)で、メタボと予備軍に該当する県民の割合は29.3%(全国平均26.2%)に達し、2年連続で全国3位となっている。
 県健康推進課の担当者は「身近な施設での運動習慣やヘルスチェックなど、健康づくりに積極的な企業と連携し、各地にサテライトを広げたい」と話す。


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2018年04月02日月曜日


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