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<宮城市町村予算>仙台市 いじめ防止策に重点

 宮城県内市町村の2018年度当初予算が出そろった。東日本大震災から7年。復興が最終段階に入った自治体もあれば、復旧・復興関連工事が本格化する自治体もある。迫る人口減少社会、各市町村は地域活性化や財源確保に知恵を絞る。仙台市を皮切りに、腐心して組み上げた予算を点検する。

 一般会計は5390億3200万円。東日本大震災の復興事業が進み、前年度当初比で86億100万円(1.6%)減少した。特別会計と企業会計を合わせた総会計は2.9%減の1兆791億2566万円となった。
 「人」「まち」を軸に据え、いじめ防止対策や母子保健の充実など教育・子育て事業、都市空間の魅力向上を通じたまちづくり分野に重点配分した。
 教育関連の柱として35人以下学級の対象を中学2年にも広げ、3億801万円を配分。いじめ・不登校防止対策推進に13億7313万円を投じ、スクールカウンセラー増員などを進める。子育て環境の充実を図る「すこやか子育てプラン」(2015〜19年度)関連に623億1888万円を計上。産婦の健康診査への費用助成などを実施する。
 まちづくり関連では、市中心部の回遊性の向上を目指し、定禅寺通活性化推進事業に5298万円を計上した。地下鉄東西線沿線のまちづくりとにぎわい創出には前年度並みの6億4063万円を振り向けた。
 歳入は市税が11.8%増の2113億800万円。財源不足195億円は財政調整基金を取り崩すなどして対応。市債残高は8689億9920万円。

 主な事業(単位・万円)
◇青葉山公園整備12,456
◇郊外住宅地・西部地区まちづくりプロジェクト5,023
◇こどもの居場所づくり支援1,200
◇東部地域の防災集団移転跡地利活用推進163,421
◇企業連携推進プログラム1,500


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2018年04月02日月曜日


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