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<NPOの杜>地域とつながれる場所を

 高齢者の意識調査によると、ほとんどの人が自分自身や配偶者の健康状態が不安だと回答します。大きな病気にかかれば看護や介護が長期化し、そのまま寝たきりになるのではないか、子どもに面倒をかけてしまうのではないかという不安です。
 1人暮らしになり、近くに頼れる人がおらず、孤立する不安も上位に挙がります。買い物や通院などの外出がままならないばかりでなく、最悪の場合には孤独死を迎えてしまうかもしれません。超高齢化社会になれば、これらの不安の多くが当然のごとく起こり、当事者や家族だけで解決するにはさらに困難な時代になるでしょう。
 それを見据え、高齢になっても住み慣れた地域で生活できるようにと、泉区で食の支援をするけやきグループは、地域住民の居場所「ほっとサロン将監」を毎週木曜日に開設。誰でも立ち寄って会食やお茶飲みをしながらおしゃべりし、時には参加者が特技を披露し皆で学び合いながら、参加者もボランティアも共に楽しい時間を過ごします。
 特に1人暮らしの高齢者にとっては、ここに来ることで生活の張りが生まれています。今やなくてはならない、まちの居場所です。
(認定NPO法人杜の伝言板ゆるる 堀川晴代)


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2018年04月02日月曜日


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