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異色プロレスラー誕生 仙台出身の蝦名選手 7日地元でデビュー戦

地元でのデビュー戦を前にガッツポーズで闘志を表す蝦名選手

 仙台サンプラザホール(仙台市)で7日に開催される全日本プロレス仙台大会で、仙台市出身の蝦名和紀選手(27)が地元でデビュー戦を飾る。仙台二高−早大と歩みながら就職の道は選ばず、「一度きりの人生。一番やりたいことをしたい」と追い求めてきた夢をかなえた。

 蝦名選手は177センチ、95キロ。得意技はショルダータックルで、気持ちを前面に出すファイトスタイルが持ち味だ。
 デビュー戦の会場は2000席を超す大舞台。第1試合で世界ジュニアヘビー級王者の青木篤志選手(40)とシングルマッチで対戦する。新人として破格の扱いに「ありがたいし光栄。失敗は許されない」と気を引き締める。
 子どもの頃からプロレスファン。高校までバスケットボールで鍛え、学生プロレスも経験した。「自分のパフォーマンスを観客が喜んでくれてうれしかった。感動を多くの人に届けたい」。プロへの思いが募り、卒業後の2015年、全日本プロレスの門をたたいた。
 故ジャイアント馬場選手が創設し、故ジャンボ鶴田選手、故三沢光晴選手ら多数の名レスラーを輩出したメジャー団体。厳しい練習についていけず、約1カ月で退団する挫折も味わった。
 地元に戻ってアルバイトを続ける中で就職も考えたが、レスラーへの思いを断ち切れず、昨年7月に再入門。「これで駄目なら諦める」。次々と練習生が辞めていく中、1人だけデビューを勝ち取った。
 試合当日は高校、大学時代の仲間や母真須美さん(54)も駆け付ける。
 蛯名選手は「デビューを認めてくれた周囲の方々やプロ入りを喜んでくれた仲間たちのためにも、がむしゃらさを前面に出した戦いをして恩返ししたい」と闘志を燃やす。


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2018年04月02日月曜日


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