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笑って学ぼう若年認知症 十和田の劇団、14日に新作上演

一般公開に先立ち、老人保健施設で新作を披露するメンバー

 寸劇で認知症への理解を図る青森県十和田市の「じゅんちゃん一座」が14日、若年認知症をテーマにした新作を一般公開する。医師やケアマネジャーら現場の実態を知るメンバーによる公演は好評で、今回も「来場者が元気になる寸劇を届けたい」と練習に熱が入る。
 一座は2011年12月に発足。寸劇は認知症全般や徘徊(はいかい)、警察の依頼でできた特殊詐欺など6演目ある。これまでの公演は約140回に達し、延べ2万人以上が楽しんでいる。
 今回の7作目のタイトルは「相棒〜振り向けば君がいる 前見れば友がいる〜」。会社勤めの男性が仕事などで異変が続いて病院を受診したところ、若年性認知症と診断される。男性を家族や周囲で支えるまでを描く内容で、十数人のメンバーが、十和田市立中央病院で2月から週に1回、公演に向けて練習を続ける。
 同病院メンタルヘルス科診療部長を務める竹内淳子座長は「認知症は高齢者の場合も大変だが、若年性では経済面の問題なども出てくる。まず実態を知ってもらいたい」と説明する。
 一般公開に先立ち3月27日、市内の老人保健施設で新作を初披露。職員らは笑いながら楽しんだ。竹内座長は「もう少し見せ方の工夫が必要。公開当日はバージョンアップした作品を披露したい」と話した。
 新作は十和田市民文化センターで4月14日午後1時開会の「上十三もの忘れフォーラム2018」で披露される。入場無料。


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2018年04月02日月曜日


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