岩手のニュース

日本一早い入学式 被災地を笑顔で照らす 大船渡・綾里小

入学式を前に緊張をほぐす新入生たち

 岩手県大船渡市綾里小(児童97人)で1日、日本一早い入学式があった。東日本大震災後に生まれた新入生15人がはかまで登校し、元気に学校生活をスタートした。
 男子13人、女子2人は、教室で手遊びをして緊張をほぐした。式で名前を呼ばれると、教わった返事やおじぎでしっかりと応えた。
 「漢字ドリルで100点取りたい」と話すのは木下太陽君(6)。震災から約2カ月半後に生まれた。自宅が被災しライフラインも途絶える中、妊娠中の母和貴子さん(33)は食生活が偏って貧血を起こすこともあった。
 震災当日の不安な夜、早く明るく照らしてと願った太陽のように「みんなに必要とされる人になって」と名付けられた。和貴子さんは「新たな友達とも仲良く遊んでほしい」と目を細める。
 綾里小の4月1日の入学式は明治末期に始まった。


2018年04月02日月曜日


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