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地域ケア充実誓う ふたば医療センター付属病院が開院式 福島・富岡

病院内を見学する関係者

 福島県が富岡町に整備を進めてきた「ふたば医療センター付属病院」(30床)の開院式が1日、現地であった。東京電力福島第1原発事故で被災した双葉郡の2次救急を担う病院で、23日に診療を始める。
 式典で内堀雅雄知事は「原発事故の避難地域の再生復興へ、地域医療の確保は不可欠。医療の充実などに全力で取り組む」と強調。田勢長一郎院長は「住民や復興事業従事者の健康を守り、信頼される医療を目指す」と話した。
 病院は救急科と内科で、スタッフは非常勤を含めて約70人。平日は院長と非常勤医4、5人、夜間と休日は少なくとも非常勤医2人を配置する。第1原発の廃炉作業の従事者や住民らの救急外来に24時間対応し、在宅診療や地域包括ケア支援にも取り組む。
 建物は鉄骨2階、延べ床面積約3800平方メートル。診察室や除染室などを備え、敷地内にヘリポートを整備した。総事業費は約25億円。
 出動の多い県所有のドクターヘリが使えない事態を想定し、多目的ヘリを民間から借りる形で本年度中に導入。日中は病院のヘリポートに常駐する。
 医療センターは付属病院内に入り、2016年2月に開所した「ふたば復興診療所」(楢葉町)も管轄する。


2018年04月02日月曜日


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