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原発事故から7年ぶり再開 福島・富岡町の図書館 交流の場に

7年ぶりに再開した図書館

 東京電力福島第1原発事故後に休館となっていた福島県富岡町の図書館が1日、7年ぶりに再開した。6日から地元で授業を再開する小中学生らの利用などが想定される。
 既に再開している町文化交流センター「学びの森」1階にある。広さ約1600平方メートルで、雑誌や実用書など約8万冊以上を収蔵。週刊誌や農業関連本を充実させ、原子力関連のコーナーを設けた。お茶やコーヒーを飲みながら読めるスペースも新設した。
 収蔵書籍のうち再開される小中学校にも児童書など5000冊を配置。町図書館利用カードがあれば、学校で本を借りたり、図書館で借りた本を学校で返却したりできる。
 約10万5000冊あった蔵書のうち約3万冊が、東日本大震災の被害などで廃棄された。町は新たに約8000冊を購入。昨年6月から1冊ずつ、放射性物質の影響がないことを確認するなど再開に備えてきた。
 再開式で宮本皓一町長は「避難を継続している人も含め町民の交流の場になってほしい」と期待した。


2018年04月02日月曜日


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