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「村の明るい未来つくる」福島・飯舘で認定こども園と小中学校開校

式典に笑顔で入場する児童生徒たち

 東京電力福島第1原発事故で被災した福島県飯舘村で1日、認定こども園と小中学校の開校式があった。前年度まで仮設校舎で学んできた子どもたちは本年度、飯舘中を改修した校舎などで共に学ぶ。
 仮設校舎が福島市にあった飯舘中、隣の川俣町にあった草野、飯樋、臼石の3小学校が同じ校舎を利用。認定こども園は同じ敷地内に新設された。
 児童生徒はこども園を含めて計104人で、大半が福島市など村外の避難先からバスで通う予定。原発事故前は幼稚園、保育所を含めて計679人だった。
 飯舘中体育館であった式典で、菅野典雄村長は「多くの先生方の情熱、保護者の理解、子どもたちの古里への思いが重なった学校再開になる」と強調した。
 生徒を代表して飯舘中3年の川井萌映さん(14)は「被災者のレッテルを自ら剥がし、新しい日々を過ごしたい。村の歴史や明るい未来をつくりましょう」と呼び掛けた。
 福島市に避難する会社員渡辺大樹さん(30)は、2歳の長女をこども園に通わせる。「友達をたくさんつくり、とにかく元気に過ごしてほしい」と期待した。


2018年04月02日月曜日


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