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<新年度>東北の企業 製造業中心に新卒者積極採用目立つ

 2日に入社式が集中した東北の各企業は、業績好調の製造業を中心に新卒者の積極採用が目立った。
 トヨタ自動車東日本は過去最多の182人を採用した。2016、17年度より約40人多い。担当者は「退職者補充など生産体制の維持や強化が目的」と説明する。
 同社は計画通りの人数を確保するため、大学生向けの合同説明会開催や工業高訪問を増やした。企業内保育所を昨年開設し、女性32人の採用に成功した。
 アイリスオーヤマグループは、11社に合わせて346人が入社。前年度に比べ105人増え、初めて300人を超えた。
 西日本から人材を集めるため、家電開発拠点を置いている大阪市に採用拠点を新設。関西や九州の学生ら75人を採用した。グループは国内営業拠点を約100カ所に拡大する方針で、新入社員は出身地に近い拠点で営業活動などを担う。
 来年度も今春と同規模の採用を予定するが、従来はパートが多かったサービス業など他業種も正社員採用を増やしており、環境は年々激しくなっている。
 倉茂基一人事部統括部長は「学校推薦が一般的な高校生は採用を増やすのは難しい。大卒採用を伸ばしつつ、業務の効率化や生産の自動化を進める」と話す。
 東洋ワークはグループ6社に前年度比14%増の247人が入社した。同社は人材不足などを補うため東南アジアに拠点を展開しており、ベトナム、ネパール籍などの4人を正社員として採用した。里見誠国際事業部長は「将来的には新卒採用の25%を外国籍にする目標を掲げている。業務の標準化に取り組み、グローバル化を進める」と語った。


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2018年04月03日火曜日


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