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<新年度>「地域の力に」「復興発信」新入社員が決意

アイリスオーヤマグループの入社式で決意を述べる新入社員(左)

 2018年度が実質的にスタートした2日、東北の多くの企業で入社式があった。
 七十七銀行の入行式は仙台市青葉区の本店であり、新入行員151人が出席。氏家照彦頭取は「東日本大震災の復興支援強化は最重要課題。豊かな人間力を備え、信頼される銀行員になってほしい」と訓示した。青葉区の新伝馬町支店に配属される石川綾華さん(23)は「揺るぎない信念と志を持ち、地域の力になれるよう努めたい」と述べた。
 東北電力の原田宏哉社長は青葉区の本店で新入社員273人を前に、電力小売り全面自由化以降の競争激化に触れ「受け身ではなく変革の担い手の自覚を持ってほしい」と強調。新入社員代表の山館陽介さん(23)は「中央や海外で稼ぎ、東北に利益還元できる社員になりたい」と語った。
 薬王堂の西郷辰弘社長は岩手県矢巾町の本社で「皆さんとさらなる企業価値の向上に取り組みたい」とあいさつ。新入社員91人を代表し小林一樹さん(22)が「同期と切磋琢磨(せっさたくま)して会社の発展に貢献したい」と抱負を述べた。
 今月創業60年を迎えたアイリスオーヤマグループは、角田市の拠点施設で式を実施。大山健太郎会長は「5年後にグループ売上高1兆円を目指す。達成には皆さんの力が必要だ」と訴えた。中国籍の李渊(りえん)さん(26)は「グローバル事業に力を入れ、海外市場を開拓したい」と話した。
 トヨタ自動車東日本が宮城県大衡村の本社敷地内のトヨタ東日本学園で開いた式では、白根武史社長が「車造りのプロとして誇りと責任を忘れないでほしい」と呼び掛けた。東松島市出身で震災で被災した桜井健人さん(25)は「ものづくりを通して東北の復興を世界に発信したい」と意気込みを語った。
 1日に宮城県蔵王町のホテルで式を開いた東洋ワークの須佐尚康社長は「この瞬間を決して忘れず一歩を踏み出してほしい」と激励。須藤美玖さん(22)=大崎営業所配属=は「新しいことに臆することなく、初心を忘れず何事にも挑戦したい」と決意を述べた。


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2018年04月03日火曜日


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