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<仙台空港>17年度の旅客数最多343万人 初の黒字へ

旅客数最多を記録した仙台空港

 仙台空港を運営する仙台国際空港(名取市)が2日発表した2017年度の同空港の旅客数(速報値)は前年比8.7%増加の343万8630人で、過去最多を記録した。新規路線の就航などが奏功した。同社は17年度の営業損益が初の黒字になる見通しも明らかにした。
 国内線の旅客数は315万8243人で、前年に比べ7.5%増えた。スカイマーク(東京)が昨年7月運航再開した神戸線や、ピーチ・アビエーション(大阪)が9月新設した札幌線が寄与した。
 国際線は24.4%増の28万387人。訪日外国人旅行者(インバウンド)の増加に加え、ピーチが9月に就航させた台北線などが押し上げた。
 仙台空港の旅客数はこれまで06年度の338万人が最多。17年度当初に同社が目標として掲げた341万人もクリアした。宮城県庁で記者会見した岩井卓也社長は「エアポートセールスが実を結んだ」と語った。
 18年度の目標旅客数は369万人に設定した。岩井社長は「(ユナイテッド航空の)グアム線の運休など今期の出だしは楽観できる状況にはない。高い目標設定だが、頑張って達成したい」と話した。
 同社は16年7月の仙台空港完全民営化から5年以内の営業黒字化を視野に入れていたが、早くも2年目で達成の見通しとなった。旅客数の増加やコスト削減が要因となった。


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2018年04月03日火曜日


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