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<ベガルタ>椎橋、U−21遠征の収穫と課題生かす

紅白戦でボールを奪い合う椎橋(右)。左は奥埜=3月30日、仙台市泉サッカー場

 J1仙台の椎橋慧也がU−21(21歳以下)日本代表に初選出され、パラグアイ遠征(3月19〜28日)に帯同した。遠征では1得点1アシストと活躍。国際舞台の経験を糧に、まずは4日のYBCルヴァン・カップ(ルヴァン杯)1次リーグA組第3節のFC東京戦で結果を出す。
 遠征は3試合中2試合に出場。3バックの一角でフル出場したベネズエラ戦は、CKを頭で合わせて先制点を挙げた。途中出場のパラグアイ戦は相手DFラインの背後を突くスルーパスでゴールをお膳立て。「南米勢相手に自分のできることはできた。スルーパスは仙台でも突き詰めたい」と充実した様子だった。
 一方、守備では反省材料が多かった。ベネズエラ戦ではゴール前の1対1の局面から一瞬の寄せの甘さを突かれてシュートを決められた。「球際の強さは激しいなどというレベルではなかった。局面で負けない厳しさを身に付けなければ」と気持ちを新たにする。
 仙台には3月29日の練習から合流。今季の出場はルヴァン杯2試合のみで、リーグ戦で出番がない。18日のアウェー清水戦では、前々日の紅白戦で主力組に入りながら、出場機会に恵まれなかった。
 求められるのは、最終ラインからボールと人を押し上げるビルドアップ。同14日のルヴァン杯第2節の横浜M戦ではパスミスが目立ち、強みを見せられなかった。渡辺監督は「そつなくこなすことはできても、他の選手との違いを表現してくれないと駄目」と指摘する。
 20歳の椎橋にとって、海外で得た収穫と課題は成長への貴重な財産。「カップ戦で持ち味を出し、後ろから試合をつくれるところをアピールしたい」と誓う。ルヴァン杯は2戦2分け。代表のプライドを胸に、FC東京戦で真価を発揮する。(佐藤夏樹)


2018年04月03日火曜日


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