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<福島第1原発事故>川内−富岡結び帰村を後押し 福島県内路線バスが運行再開

福島県川内村の車庫を出発する路線バス

 東京電力福島第1原発事故後に休止していた福島県川内村と隣接する同県富岡町を結ぶ路線バスが2日、運行を再開した。平日のみの運行で、村中心部とJR富岡駅との間(26.8キロ)を1日3往復する。
 川内村の起点となる中心部の車庫であった式典には約20人が出席。遠藤雄幸村長は「バスがないと帰村できないという高齢者もいる。再開はとてもうれしい」と期待した。車庫前から乗車したいわき市の会社員本田美紀さん(32)は「復興の象徴のよう」と話した。
 バスは新常磐交通(いわき市)が運行を担い、国と県が事業費を補助する。2町村の役場や医療、商業施設などに停車。富岡駅からのバス乗り継ぎで、いわき市方面へのアクセスも向上する。
 原発事故前、川内−富岡間の路線バスは2系統あった。再開した路線は以前のルートにあった富岡町の夜ノ森周辺は帰還困難区域のため経由しない。


2018年04月03日火曜日


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