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<衆院議員資産公開>小選挙区平均2702万円 東北、前回から218万円減 比例は大幅増

 2日公開された資産報告書によると、昨年10月の衆院選で当選した東北関係議員の資産総額の平均は小選挙区(23人)が2702万円で、前回(2015年5月)より218万円減少した。比例代表(13人)は1302万円で、前回の515万円より787万円増加した。小選挙区選出議員の県別平均は岩手、山形両県で前回を上回り、他の4県は減少した。

●青森
トップは木村氏
 小選挙区3議員(いずれも自民党)の平均資産額は1011万円で、前回(4議員)の1888万円を下回った。前回最多だった旧2区の江渡聡徳氏(自民党)が比例に回ったことが影響した。
 トップは3区で初当選した木村次郎氏の1686万円。いずれも弘前市内の土地と建物を報告し、借入金が1949万円あった。2区の大島理森氏は前回から228万円減の1247万円。1区の津島淳氏は前回と同額の預貯金100万円のみだった。

●岩手
小沢氏 平均上げ
 小選挙区3議員の平均資産額は9347万円で、前回を1623万円上回った。議員数は区割り改定で前回から1減っている。
 総資産額のトップは3区の小沢一郎氏(自由党)で、前回と同額の2億1491万円。東京都や沖縄県に土地6件、建物5件を申告した。
 2区の鈴木俊一氏(自民党)は60万円減の6550万円。4695万円の借入金があった。1区の階猛氏(希望の党)はゼロと報告した。

●宮城
西村氏ゼロ報告
 小選挙区6議員の資産総額の平均は1146万円で、1437万円だった前回を291万円下回った。
 資産総額のトップは5区の安住淳氏(民進党)の2464万円で、次いで6区の小野寺五典氏(自民党)が1389万円だった。3区の西村明宏氏(自民)は前回と同様、資産ゼロと報告した。
 借入金は2区の秋葉賢也氏(自民)の2850万円が最多。1区の土井亨氏(同)、安住氏が報告した。4区の伊藤信太郎氏(同)は預貯金(801万円)、貸付金(5258万円)でいずれもトップだった。

●秋田
御法川氏が最多
 小選挙区3議員(いずれも自民党)の平均資産額はは1179万円と、前回を99万円下回った。最多は3区の御法川信英氏の1856万円で、前回を211万円下回った。大仙市内の土地4件、建物2件などを申告した。
 1区の冨樫博之氏は1057万円と71万円減少した。2区の金田勝年氏は15万円減少し623万円。貸付金が1億3074万円、借入金が1億円あった。

●山形
平均465万円増加
 小選挙区選出の3議員(いずれも自民党)の総資産は平均1576万円で、前回より465万円増えた。
 最多は2区の鈴木憲和氏で3779万円。南陽市の土地と建物を新たに申告し、前回よりも1213万円増えた。借入金2961万円も報告。1区の遠藤利明氏は前回に比べ181万円増えた。借入金603万円とゴルフ会員権1件の保有を報告した。3区の加藤鮎子氏は該当する土地、建物はなく、自動車1台、貸付金1488万円、借入金867万円を報告した。

●福島
吉野氏は6551万円
 小選挙区選出5議員の平均資産額は3189万円で、前回を565万円下回った。最多は5区の吉野正芳氏(自民党)で、6551万円。いわき市と茨城県龍ケ崎市の土地計18件、いわき市の建物5件を申告した。最少は1区金子恵美氏(民進党)の9万円で、伊達市の土地と建物が各2件。
 預貯金は3区玄葉光一郎氏(民進)が4350万円で最も多く、他に4区菅家一郎氏(自民)と2区根本匠氏(同)が報告した。

●比例
3人が資産ゼロ
 比例代表東北ブロックで選出された13議員の平均資産額は1302万円で、前回(515万円)を大幅に上回った。
 選挙区割り改定に伴い、コスタリカ方式で比例に回った江渡聡徳氏(自民党)が7871万円でトップ。亀岡偉民氏(同)が6654万円で続き、両氏が平均を大きく押し上げた。藤原崇(同)、阿久津幸彦(立憲民主党)、緑川貴士(希望の党)の3氏はゼロと報告した。
 借入金は亀岡氏の9800万円が最多。他に自民1人、立民2人が報告した。自民、立民、希望の各1人に貸付金があった。

〔注〕自は自民、立は立民、希は希望、公は公明、民は民進、共は共産、由は自由。単位は万円(自動車は台、ゴルフ会員権は件)。総資産は土地、建物、預貯金の合計。1000円単位を四捨五入、総資産と内訳が一致しない場合がある。土地、建物は固定資産課税標準額を持ち分比率で換算した。預貯金には国債など有価証券、金銭信託も含む。「−」は前回公開していない。▲はマイナス


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2018年04月03日火曜日


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