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<楽天>星野さんしのび試合前に黙とう 湧き起こる星野コール

そろって背番号77のユニホームを着用し、試合前の追悼セレモニーで黙とうする東北楽天の梨田監督(右端)とコーチ、選手

 東北楽天のチーム全員が星野さんの背番号77を付けて臨んだ一戦。試合前にグラウンドであった追悼セレモニーでは両チームの選手が整列し、梨田監督や村井嘉浩宮城県知事、球団の三木谷浩史オーナーらがマウンドに花束をささげた。
 大型スクリーンに星野監督の偉業を振り返る映像が流れ、スタンドのファンが見守った。1分間の黙とうの後、ファンからは「星野コール」が湧き起こった。
 球場内の「イーグルスドーム」には献花台が設置され、多くのファンが花を手向けた。星野さんが中日、阪神、東北楽天で着用していたユニホームや野球殿堂入りで作られたレリーフなど、足跡をしのばせる品も飾られ、訪れた人々からは「勝ちに闘志を燃やす姿勢がすてきだった」「東北を元気にしてくれた」といった声が聞かれた。
 2011年の東日本大震災の後、各地で展示され、被災地を勇気づけた「三つのウイニングボール」も置かれた。震災の影響で18日遅れた敵地での開幕戦と、甲子園球場を借りて行った東北楽天の最初の主催試合、仙台での最初の試合でつかんだ勝利の証しだ。ファンは、星野さんらの被災地への特別な思いがこもった三つのボールをじっくり見ていた。
 福島県新地町の会社員阿部光克さん(61)は「星野さんはチームを日本一に導き、東北に夢を見させてくれた。感謝の気持ちしかない」。そしてこう言葉を継いだ。「優勝できるように見守っていてくださいね」


2018年04月04日水曜日


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