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<楽天>岡島「勝利への執念継ぐ」 背負った「77」に誓う

1回の攻撃中、ベンチで選手を迎える選手会長の岡島外野手(左)

 プロ野球東北楽天を2013年に日本一に導いた元監督、星野仙一さんが1月に亡くなってから初の本拠地公式戦が3日、仙台市宮城野区の楽天生命パーク宮城で行われた。梨田昌孝監督やコーチ、選手の背番号は全て、永久欠番となった星野さんの監督時代の「77」。日本ハムを相手に、選手たちは星野さんがチームに植え付けた「勝つ」という気持ちを前面に出してプレー。追悼セレモニーも行われ、ファンは闘将の功績に思いをはせた。
 今季から選手会長を務める28歳の岡島豪郎外野手がナインの先頭を切って外野へ駆けだした。試合前の守備練習。「とにかく元気に明るくプレーする。それだけです」と話した。
 日本一になった13年シーズン途中、星野さんに気持ちをぶつけた。当時は2番手捕手で出場機会が少なかった。遠征先の焼き肉店での決起集会で星野さんに「外野手で使ってください」と直訴した。
 星野さんは「練習しとけ」と応じ、すぐに「1番・右翼」で起用した。「いきなり使ってもらい、びっくりした。あのまま捕手だったら、今もプロ野球選手でいられたか」と感謝する。
 ベンチ内外での選手のまとめ役は「やるべきことはたくさんある。楽しみな部分もある」と言う。闘将から影響を受けたのは「勝ちに対する執念、姿勢」。昨季は後半の大型連敗で失速した。「今年も勝てない時期は必ずあると思うが、下を向かずにやりたい」
 もう一つ、星野さんの「選手思い」の姿勢も見習う。練習中は雑談しながらも常に選手から目を離さず、状態を気にかけていた。「僕も周りの選手を観察するようにした。大事なところで、若手に声を掛けたい」
 昨年11月に仙台市内であった球団納会で星野さんにあいさつした。「来季、選手会長をやらせていただくことになりました」
 「選手会長って何をするんや?」
 「その時は『何もしません』としか言えなかった。とにかく目の前の試合を必死に戦い、優勝したい」と全力プレーを誓う。


2018年04月04日水曜日


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