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<楽天>「星野さんのため優勝を」 ホーム開幕戦に2万6622人の声援

勝利を願い観客席で風船を飛ばす東北楽天ファン

 プロ野球東北楽天の本拠地開幕戦があった3日、仙台市宮城野区の楽天生命パーク宮城には2万6622人のファンが詰め掛けた。1月に他界した元監督、星野仙一さんへの追悼の思いを込めた試合を勝利で飾ることはできなかったが、観客は「星野さんのために」と最後まで声援を送った。
 宮城県加美町のアルバイト加藤仁さん(53)は試合前、星野さんの背番号77のレプリカユニホームを購入。「星野さんは選手を奮い立たせる監督だった。今日は勝つ」と気合を入れた。名取市の会社員石田道彦さん(41)は「何が何でも今年は星野さんのために絶対優勝を」と力を込めた。
 プレーボール前には星野さんの映像が大型スクリーンに流れ、石巻市のパート後藤啓子さん(55)は「東日本大震災直後の星野さんの熱い思いを思い出した。今日は勝って星野さんに良い報告をしてほしい」と目元を拭った。娘の大学生萌音(もね)さん(21)は「黙とうで星野さんに感謝の気持ちを伝えられて良かった」と語った。
 試合は九回に失点し、0−2で敗れた。茂木栄五郎内野手のファンという郡山市の自営業佐藤昭彦さん(42)、美香さん(43)夫妻は「残念の一言。星野さんも怒っている。次戦以降は気持ちで勝ってほしい」。
 親子2人で観戦した仙台市太白区の会社員佐々木光弘さん(47)は「星野さんだったら3連敗に『バカヤロー』と気合を入れたはず」と悔しがった。次男の八木山小6年哲朗君(11)は気持ちを切り替えて「先発の岸孝之投手は良かった。星野さんのために今年は日本一になって」とエールを送った。


2018年04月04日水曜日


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