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<思い立ったが入門日 週1紙上塾>感動はがきを送ろう(1)62円で幸せ運ぶ/小林みのる

小林さんが作った「感動はがき」の例。水彩画、手描きイラスト、押し花などの他、和紙に自分で刺しゅうを施したものも。手描きのイラストに花や動物の絵柄の切手を模様のように貼った「感動封筒」もある

 「昔お世話になった人に、もう一度お礼を言いたい」「気まずく別れた相手に感謝を伝えたい」「お客さまとの関係を深めて、売り上げアップにつなげたい」「憧れの有名人から返事をもらいたい」
 これらは相手に幸せを運ぶ「感動はがき」を送ることで思いが伝わります。感動とは、想定以上に心がわくわくして高揚するということです。

◎心打つ1枚を工夫する

<人に言いたくなる>

 はがき1枚の料金は全国一律62円。サイズや重さなど一定の条件を満たせば、自分で作成した私製はがきも利用できます。定形外の割増料金なら、葉っぱでも革でも木製品でも、いろいろな物を活用して送ることができます。
 加えて、意外と知られていませんが、自分の顔などを使ったオリジナル切手も、日本郵便に依頼して作ることができます。
 こうした工夫で相手をわくわくさせるはがきは、人の心を大きく動かします。人は感動すると、他人に言わずにはいられなくなります。親しい仲間に現物を見せたり、差出人がお店なら、はがき持参で「すごくうれしかったです」とわざわざ伝えに来店したりする人も少なくありません。
 あなたがビジネスに携わっているなら、売り込む必要も値引き販売の必要もなくなるのです。コミュニケーションを構築するたった一つの「無の感動」があればいい。自分の30年間の社長経験からもそう実感しています。

<上手でなくていい>

 時間をかけて、プロ並みの絵や書を書く必要は全くありません。シンプルでも「私のために」と思ってもらうことができれば成功です。上手に文章を書こう、絵を描こうと思うとハードルが高くなり、なかなか実行できず、長続きしません。絵も書もなるべくシンプル、簡単に。時間にして1枚10分以内が理想です。
 たった62円の1枚のはがきが人の心を打ち、幸せな思いを運びます。人は究極、幸せになるために生きているはずです。これから2カ月間、「感動はがき」のポイントやノウハウをお伝えします。あなたも62円で幸せを届けませんか。
   
<こばやし・みのるさん>はがきマーケッター。1950年山形県新庄市生まれ。拓殖大商学部卒業。営業職を経て独立し、88年、2001年、06年と三つの企業を設立。現在は全て後継者に引き継ぎ代表を引退、企業経営者や市民を対象に、はがき1枚で人をわくわくさせる講座を開催。17年、ビジネスマン向け「感動はがきマーケティング」(合同フォレスト)を出版。仙台市青葉区在住。


2018年04月04日水曜日


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