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「ずんだの明るい緑のイメージ」女性視点で道の駅リニューアルへ 宮城・大郷の事業始動

視察先の道の駅で買ってきた菓子類を広げ、アイデアを出し合う女性たち

 1993年に開業した宮城県大郷町の「道の駅おおさと」のリニューアル事業が始動した。新特産品の開発や売り場の改装に、女性の視点を生かすのが特徴。運営する町第三セクターおおさと地域振興公社が秋までの実現を目指す。
 リニューアル方針を話し合う女性プロジェクトチームの第2回会議が4日、道の駅おおさとであり、産直グループなど5団体の女性9人を含む約20人が出席。新生道の駅の主テーマを「ずんだ」「餅」「健康野菜」とすることで一致した。
 チーム事務局が「宮城特産の割に、ずんだをメインとした道の駅が宮城県内にはない」と提案し、「原料の大豆生産が盛ん」「明るい緑のイメージがいい」と支持する意見が相次いだ。「手作りのプロセスを体験してもらい、既製品にはない食感を味わってもらったらどうか」との声も上がった。
 くろかわ商工会女性部大郷支部長の石垣恵子さん(65)は「『ずんだの里』としてアピールし、子育て世代が楽しめる環境づくりを進めたい」と意欲的。町まちづくり推進課の大宮かな子さん(21)は「ずんだは幅広く加工できるのがいい。可能性が広がり、今後が楽しみ」と語った。
 道の駅を「地域観光の入り口となる拠点」と位置付け、産直、飲食部門の強化や物販スペースの拡大を図る方針も確認した。今後、月に1〜2回会議を重ねて具体化を図る。
 今回の活性化事業は、おおさと地域振興公社が井ケ田製茶(仙台市)と1月に業務提携協定を締結して始まった。消費動向に敏感な女性のアイデアを採り入れて進めようと、プロジェクトチームを設置。2月に初会合を開き、3月には栃木、茨城、千葉3県の道の駅施設5カ所を視察して先進事例を学んだ。


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2018年04月05日木曜日


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