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<ベガルタ>蜂須賀2ゴール「3−5−2」への変更奏功

仙台−FC東京 後半23分、仙台・蜂須賀(右)が豪快にシュートを決め、3−0とする(佐藤将史撮影)

 結果も内容も圧倒した。仙台が戦略的に守備を崩し、今季公式戦で初の複数得点。相手に付け入る隙を与えなかった。
 前日の練習で「選手たちがやりやすそうだった」(渡辺監督)と、いつもの「3−4−3」ではなく「3−5−2」に布陣を変えて臨んだ。中盤で数的優位を築いてパスを回し、相手を振り回した。
 右膝半月板損傷から復帰した蜂須賀が前半42分に決めたゴールはチームの狙い通り。ジャーメイン、阿部の2トップが相手DFを引き付け、右サイドで蜂須賀がフリーに。「後はぶち抜くだけだった」。2得点の今季デビュー戦に「みんなが躍動し、楽しくサッカーができた」と笑みを浮かべた。
 負傷交代の庄司の後にアンカーに入った富田の早い出足で流れを引き寄せた。一瞬のプレスでボールを奪い、相手の攻撃の芽を摘む。前半28分のジャーメインの先制点は敵陣での富田のボール奪取が起点となった。後半15分に交代するまで攻守のリズムを整えた。
 富田は3月31日の長崎とのリーグ戦で渡辺監督の就任以降初めて、故障以外の理由で先発を外れた。「力の無さを感じ、悔しかった」と奮起。布陣変更と選手起用が当たり、チームは勢いを加速させた。(佐藤夏樹)


2018年04月05日木曜日


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