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ペットにも高度医療を 仙台獣医師会が総合どうぶつ病院 専門性高い2次医療担う

超電導型MRIやCTを備えた新病院で診療する獣医師ら

 仙台市内の獣医師でつくる協同組合仙台獣医師会は、宮城野区苦竹1丁目に「総合どうぶつ病院」を開設し、1日に診療を始めた。東北初となる超電導型磁気共鳴画像装置(MRI)などの高度医療機器を備える。個人開業の獣医師では対応できなかった専門性の高い2次医療を担う。

 新病院は面積約250平方メートル。診察室や手術室がある。超電導型MRIは犬や猫の頭、脊髄などの様子を短時間で鮮明に撮影することが可能で、速やかに精度の高い画像診断ができる。
 胸部や関節、骨の病気の画像診断に適したコンピューター断層撮影(CT)装置も設置した。獣医師の資格を持つ専任の画像診断医が常駐するほか、難しい整形外科手術やがんの摘出手術は東京などから招いた専門医に担当してもらう。
 高度医療機器を個人で持つ獣医師は少なく、精密検査の機会は限られていた。協同組合の小野裕之理事は「獣医学の進展やペットの長寿命化で、高度な検査や手術ができる拠点が求められていた。仙台以外にも門戸を広げ、多くのペットの命を守りたい」と話した。
 新病院はかかりつけ医からの完全紹介制。一般外来は受け付けない。協同組合が宮城野区小田原山本丁に開設していた夜間救急動物病院も新病院に移した。夜間救急は事前連絡すれば誰でも利用できる。
 連絡先は総合どうぶつ病院(午前10時〜午後5時、木・金曜休診)が022(766)9109、夜間救急動物病院(午後9時〜午前5時、年中無休)が022(794)9985。


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2018年04月06日金曜日


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