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通学定期券 先取り購入OK 仙台市バス・地下鉄 入学式前でも発行可に

定期券を買いに市地下鉄南北線勾当台公園駅の窓口に並ぶ利用客

 仙台市交通局は今春、市バスと市地下鉄の通学定期券の発行条件を一部見直し、入学式を迎えていない新入学生に限り、学校が発行する通学証明書が無くても定期券を買えるようにした。市地下鉄駅などの発売窓口の混雑緩和を目的に初めて試行する。担当者は「できるだけ入学式前に購入してほしい」と呼び掛ける。

 通学証明書を持たない新入学生は、所定の申込書とともに(1)合格通知書か入学許可書(2)健康保険証や住民票など自宅住所を確認できる証明書−を窓口で提示すれば定期券が発行される。
 入学式後に買う場合や在校生が継続購入する場合はこれまで通り、通学証明書の提出が必要になる。区間通学定期券、市バスや市地下鉄が乗り放題の「学都仙台フリーパス」は使い始める14日前から購入できる。
 市地下鉄南北線、東西線の主要駅などにある乗車券発売所は例年、新年度や新学期が始まる4月になると、定期券を求める長蛇の列ができる。通学証明書は入学式後に発行されるケースが多く、各窓口は入学式や始業式があった日の午後以降に混雑が集中していた。
 今年は高校の入学式が相次ぐ9、10日がピークとみられる。市交通局によると、仙台駅の発売所は両日とも最大60分、泉中央駅では9日に最大120分、10日に最大90分の待ち時間が見込まれるという。
 市交通局経営企画課の阿部博樹課長は「通学証明書の取り扱いを見直すことで、窓口に並ぶ利用客の負担を減らしたい。試行結果は検証し、来年以降の改善につなげる」と話した。


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2018年04月06日金曜日


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