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<B2仙台>個人経営に限界 経営権はボディ社に

 【解説】B2仙台の経営権がチーム創業者の中村氏からサプリ製造販売のボディ社に移る。大企業が後ろ盾のチームが強いプロバスケットボール界で、個人経営には限界があった。
 B2仙台は2005年に誕生し、bjリーグ初年度から参戦した。07〜08年シーズンには3位になるなど、順調にチーム力を付けてきたが、16年のBリーグ誕生が転機となった。
 リーグは企業チームが中心のNBLとbjリーグが合併。仙台は集客力などを評価されて最上位のB1に編入されたが、トヨタ自動車や日立、三菱電機など日本を代表する企業が支えるチームとの資金力の差は明らかだった。
 リーグが開示した各クラブの決算概要によると、初年度のチーム人件費はB1平均が2億72万円に対し、仙台は約半分の1億1385万円。トヨタを母体とするB1のA東京は仙台の3倍近い3億2745万円に上る。強化費の差はチーム力の差となって現れ、仙台は昨季東地区最下位で降格。今季も苦戦が続き、B1復帰の可能性は消滅している。
 新たに経営権を持つボディ社は01年、ホルトン氏が仙台市で設立。従業員は25人で、17年4月期の売り上げは約28億円(帝国データバンク調べ)。運営を担う渡辺氏は楽天野球団の創設メンバーで営業や販売などの現場で働いてきた。資金力とプロ野球のノウハウを生かし、早期のB1復帰を期待したい。(スポーツ部・伊藤卓哉)


2018年04月07日土曜日


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