宮城のニュース

<B2仙台>仙台を強くしたい 志村引退、正式発表 フロント入りへ

記者会見で現役引退を表明する志村

 B2仙台のポイントガード、志村雄彦(35)が6日、仙台市のゼビオアリーナ仙台で記者会見し、今季限りで現役を引退することを正式に発表した。

 スーツ姿で会見に臨んだ志村は引退の理由について「フロントの立場で仙台のバスケを強くしたい」と話し、チームの経営権移譲後に新社長となる渡辺太郎氏の思いに共感して決断したことを明らかにした。

 現役引退を表明した志村は時折笑みを浮かべながら、選手時代の思い出と今後の抱負について語った。

 −引退決断の理由は。
 「体力や精神的な限界を感じたわけではない。個人としてはまだまだやれると思っている。ただ、チームを強くしたいという思いがあり、仙台高の先輩である渡辺さんから声を掛けられ、フロントの一員として戦おうという気持ちが湧いた」

 −具体的な職務は。
 「今後決まるが、未熟なので自分がやれることは何でもやる」

 −今後チームを指揮することは。
 「今の段階では考えていない」

 −選手生活の思い出は。
 「bjリーグ時代のプレーオフや、昨季のB1残留プレーオフなど、負けた試合ばかり。選手人生で何度もはね返されてきた。うまくいかなかった思い出の方が多い。勝った時の喜びやハードワークした日々が財産。多くの人に支えられ、幸せだった。悔いはない」
 「東日本大震災では苦しい状態から立ち上がることができた。この経験を伝えていきたい」

 −ブースターに対して。
 「感謝しかない。自分のプレーをどう感じてもらえたかは分からないが、思いが届いていたらうれしい」

 −仙台というチームはどういう存在か。
 「仙台出身の自分にとって、地元、地域のチーム。強く愛されるチームを目指し、もう一段階レベルアップするために役立ちたい。仙台という街の文化にしたい」


2018年04月07日土曜日


先頭に戻る