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再興の学びや、地域と一歩 閖上小中一貫校で開校式

新たに作曲された校歌を披露する子どもたち=7日午後2時30分、名取市閖上

 東日本大震災で被災した宮城県名取市閖上地区に一貫校として再建された閖上小中の開校式が7日、現地であった。内陸部の小学校やプレハブ仮設校舎へ通った児童・生徒は9日、新たな学びやで新学期を迎える。小中学校の施設を一体的に整備した一貫校は宮城県内で初めて。
 約700人が出席。山田司郎市長が開校を宣言し、滝沢信雄教育長を介して八森伸校長に校旗を渡した。児童生徒会長の9年(中学3年)南部陽向(ひな)さん(14)は「大好きな閖上を離れて暮らしたからこそ閖上の良さを感じた。学校が地域の核となるよう、児童・生徒139人で歩む」と誓った。
 同校は鉄筋4階の校舎と同2階の体育館などから成り、延べ床面積は1万1870平方メートル。海から約2キロの地点にあり、外階段で屋上に約1050人が避難できる。地震発生時刻の午後2時46分を指したまま止まった閖上中旧校舎外壁の時計などを置く郷土資料室も設けられた。


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2018年04月08日日曜日


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