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<ベガルタ>マーク曖昧、序盤に失点 3バック対策が急務

浦和−仙台 前半5分、浦和・興梠(30)にゴールを決められるGK関(右)とDF平岡(左)(伊深剛撮影)

 仙台が今季、リーグ戦未勝利の浦和に公式戦初黒星を喫した。
 前半5分、平岡が浦和の興梠を見失う。気付いたときには背後から体を当てられていた。ロングパスを通され、関と重なるように滑り込む。悠々かわされ、ボールを蹴り込まれた。「僕が仕事をしないといけなかった」と悔やむ。
 危ない雰囲気はあった。中盤でマークする選手をつかまえられず、簡単に押し込まれた。失点の場面は、プレスに行くのでも、守備ブロックを組むのでもない。センターライン付近の武藤を、中盤の中野と最終ラインの金正也のどちらがマークするのか曖昧になり、決定的なパスを通された。
 監督が解任されたばかりの浦和。4バックを想定していたが、ふたを開けると3バックだった。「うまく修正できず、落ち着くまで時間がかかってしまった」と中野。布陣から一本取られていた。
 途中、ボールの運びどころを整理し、ペースを握った。前半30分以降の内容は悪くなかった。しかし、ピッチ上の選手たちの実感は必ずしも同じではない。中野は「ボールはつなげていたが、自信を持てず、あたふたしていた」と振り返る。
 まだ1敗。慌てる必要はない。ただ、前節も3バックの長崎に苦戦した。「試行錯誤の段階」(中野)という3バック対策。課題を突き付けられた。(佐藤夏樹)


2018年04月08日日曜日


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