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<羽生結弦>祝賀パレードに杜の都そわそわ 応援Tシャツの通販分は近日中に完売も

9万2000人が詰め掛けた2014年4月のパレード。今回はそれを上回る観衆が見込まれる=仙台市青葉区

 平昌冬季五輪フィギュアスケート男子で2大会連続で金メダルを獲得した羽生結弦選手(23)=仙台市出身、宮城・東北高出=の祝賀パレードが22日に仙台市青葉区の東二番丁通で開催されるのを前に、沿道のホテルなどが対応に追われている。前日の21日はほぼ満室。飲食店は従業員の確保に乗り出し、時間貸し駐車場は交通規制によって車の出入りができなくなるため注意を呼び掛けている。
 市や宮城県でつくる実行委員会は、2014年に実施されたパレードの観衆9万2000人を上回るのは必至とみて準備を進める。
 3月26日開設のコールセンターには今月5日までに694件の問い合わせがあった。実行委事務局の市スポーツ振興課によると、応援Tシャツ発売の発表以降、問い合わせが急増。購入方法や店頭販売の場所を尋ねる人が多かった。
 応援Tシャツ8万枚は4万枚を通信販売、残りを仙台市の百貨店などで売り出す計画。通信販売は4日に注文受け付けが始まり、5日に3万枚を超えた。同課の担当者は「週明けには通信販売分が完売する可能性がある」と反響の大きさに驚く。
 東二番丁通に面したホテルはパレードの日程を正式発表した直後に予約が殺到した。
 ホテルクラウンヒルズ仙台青葉通りの籠島(かごしま)裕二支配人は「4年前の開催日程から4月最終週と予想し、早々と予約するファンがいた。日程が決まると(21日の予約は)あっという間に埋まった」と振り返る。
 ライブラリーホテル東二番丁も21日は満室。担当者は「多くが道路側の部屋を望み、客室からパレードを見るために22日まで連泊する人もいる」と話す。
 東二番丁通と広瀬通の交差点にあるカフェベローチェ仙台広瀬通駅前店は通常の週末より従業員を増やして乗り切る方針。後藤加奈子店長は「サンドイッチなどを買って場所取りに向かう女性客が多いと思う。当日は日の出前から準備する」と意気込む。
 パレード中は交通規制が敷かれ、周辺の時間貸し駐車場は出入りができなくなる。一番町3丁目で約300台の駐車場を管理、運営する日本パーキング東北支店は「出庫できない時間帯があり、看板や張り紙で注意を呼び掛ける」と話す。
 東二番丁通はオフィスビルが立ち並び、窓際は観覧の「特等席」となる。4年前も職場からパレードを眺めた大和証券仙台支店の長沢光江課長代理は「今年も社員有志で楽しむかもしれない」と声を弾ませた。


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2018年04月08日日曜日


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