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米沢城下の変遷一目で 上杉博物館がデジタルマップ作製、江戸期と現代を対比

米沢城下を絵図と地図でデジタル表示した画面

 江戸時代中期の1769(明和6)年ごろの米沢城下の絵図と現代の山形県米沢市街の地図を比較しながら、街並みの変遷などを確認できるデジタルマップが、米沢市の上杉博物館情報ライブラリーで一般公開されている。
 8代米沢藩主上杉重定の命により、9代鷹山の米沢初入部を機に作製されたと伝えられる「御城下絵図」など3枚の絵図をつないでデジタル化。現在の地図も同時に画面上に表示され、江戸時代と今の様子を対比できる。
 絵図は合わせて3メートル四方の大きさ。肉眼では読めないほど小さな文字で記された3000戸超の武家の名前も拡大して見ることができるほか、カーソルを当てると現代の漢字で正しく表記される。
 城下の範囲は米沢城を中心に半径約2キロで、現在の米沢市中心市街地。当時の牢屋(ろうや)が現在裁判所になっていたり、名家の庭が形を変えて市民憩いの庭になっていたりと興味深い移り変わりを見ることができ、江戸時代と現代の定点比較が容易にできる。
 システムは、歴史専門家らの研究成果を一般向けに使いやすく改良した。当時の絵図は測量していないため、現代の地図とずれが生じている。今後、人名検索など各種機能を充実させながら精度を高め、観光、教育面での活用も検討していくという。


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2018年04月08日日曜日


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